血管腫ではどのような症状がありますか?
皮膚の赤い斑点やしこりのほか、巨大なものは潰瘍や出血、気道閉塞、心不全などの重篤な症状を伴います。
【皮膚の症状】
代表的な乳児血管腫は、いちごのように赤く盛り上がった形(いちご状血管腫)や、皮膚の下にできるものがあります。
房状血管腫では赤い斑点やしこりが集まり、痛みや多汗、多毛を伴うことがあります。先天性血管腫でも紫紅色のしこりや毛細血管の拡張がみられます。
【腫瘍が大きくなった場合の症状】
血管腫が大きくなると、表面が崩れて潰瘍ができたり、出血や細菌感染を起こしたりすることがあります。
また、できた場所によっては気道が塞がって呼吸がしにくくなったり、目が見えにくくなったり、哺乳障害などを引き起こすこともあります。
【全身への影響】
さらに巨大な病変では、血液を大量に送り出すために心臓に負担がかかる心不全や、血液を固める成分が異常に消費されて出血しやすくなる凝固障害といった、命に関わる重篤な症状を引き起こすことがあります。
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(参考文献)
日本形成外科学会.“血管腫・血管奇形(赤あざ)”..https://jsprs.or.jp/general/disease/umaretsuki/hifu/kekkanshu.html,(参照 2026-06-12).
秋田定伯ほか.“血管腫・脈管奇形・血管奇形・リンパ管奇形・リンパ管腫症診療ガイドライン2022”.難治性血管腫・脈管奇形・血管奇形・リンパ管腫・リンパ管腫症および関連疾患についての調査研究班.https://issvaa.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/80d9663d18f8cc93de83f4971e260d1c.pdf,(参照 2026-06-12).
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編集・監修基準について
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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