浸潤性乳管癌の進行速度はどのくらいですか?
がん細胞の増える速さは個々で異なり、1年でとても進む場合も10年かけてゆっくり進むこともあります。
浸潤性乳管癌の進行速度は、がんのタイプによって異なりますが、数ヶ月から1年以上かけて大きくなることがあります。進行速度は乳がんのタイプなどで大きく異なります。
乳がんのタイプを分けるのに重要なホルモン受容体やHER2受容体と呼ばれる因子が関係しているかどうか、また、乳がんに関係するリンパ節にがんが転移しているかどうか、増える速度の指標のKi67の数値などが高くないか、さまざまな要素でがんの進む速さは変化します。
がんが女性ホルモンに関係するホルモン受容体陽性と呼ばれるタイプは比較的ゆっくり進むことが多く、年単位で大きくなりますが、HER2受容体陽性やトリプルネガティブと呼ばれるタイプの乳がんは数ヶ月単位で進行する傾向があり、検診から数ヶ月でしこりを自覚し、乳がんの診断になる方もおります。
ただし、小さくても転移している場合や、大きくても局所にとどまる場合もあり、単純に「大きさ=進行度」とは言えません。
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東京女子医科大学附属足立医療センター 乳腺外科
湯川 寛子 監修
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