浸潤性乳管癌のステージIIIでは、どのような治療を行いますか?
ステージIIIの場合には術前化学療法をまず行うことが一般的ですが状況によっては手術を行います。
浸潤性乳管癌のステージIIIは、しこりの大きさが50mm以上、または多くのリンパ節に転移しているなど、乳房内やその近くで局所的に広がった状態です。
治療は、まず化学療法などの全身的な治療を行い、腫瘍を小さくしてから手術を行うことが一般的です。その後、放射線療法や内分泌療法、抗HER2療法、内服のがんの増殖にブレーキをかける薬などを腫瘍のタイプに合わせ使用し、再発を防ぎます。
進行している段階ですが、遠隔転移がなければ治癒を目指す治療が行われます。ここでも、がんのタイプや患者さんの年齢、体力、既往歴などを十分に考慮し、治療法を検討する必要があり、がんの状態を詳細に把握しながら方針を決める必要があります。
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東京女子医科大学附属足立医療センター 乳腺外科
湯川 寛子 監修
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