遠視の場合に老眼鏡は使えますか？
遠視の場合には、老眼鏡を使うことは可能です。
遠視の場合には、老眼鏡を使うことは可能です。遠視はもともと近くが見えにくい状態であり、若いうちは目の調節力によって近くにもピントを合わせることができます。しかし、年齢とともにその調節力が低下してくると、遠視の人は一般の人よりも早い段階で「近くが見えにくい」と感じるようになります。
そのため、遠視の人は老眼の症状が出やすく、老眼鏡が早い時期から必要になることがあります。この場合、老眼鏡は遠視の状態も考慮した度数で処方する必要があります。ただし、市販されている既製の老眼鏡は一般的な老視の人向けに作られており、遠視の度数を考慮していないため、遠視の人には合わないことがあります。正確な視力矯正のためには、眼科で検査を受け、自分に合った度数の老眼鏡を処方してもらうことが大切です。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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