遠視の原因は何がありますか?
目の長さや角膜や水晶体に由来することがあります。
遠視の原因には、以下のようなものがあります。
目の長さが短い(軸性遠視)
正常よりも眼球が前後方向に短いと、光が網膜よりも後ろで焦点を結んでしまい、遠視になります。先天的な要因が多く、子どもに多く見られます。
角膜や水晶体の屈折力が弱い(屈折性遠視)
本来、角膜や水晶体は光を屈折させて網膜上に像を結ぶ役割を持っていますが、その屈折力が弱いと焦点が後方にずれ、遠視が生じます。
加齢による水晶体の変化(老人性遠視)
年齢とともに水晶体の弾力が失われ、調節力が低下することで近くが見えにくくなる「老視(老眼)」とは別に、加齢によって遠視傾向が強まることもあります。
眼球の発達異常や先天的な異常
まれに、胎児期の眼球の形成異常や遺伝的要因によって遠視が起こることがあります。
これらの原因により、網膜の手前ではなく後方で像が結ばれるため、視力の低下や眼精疲労などの症状が出ることがあります。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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