「縮瞳」とはどのような病気ですか?
瞳孔(黒目中央の孔)が小さくなる状態です。
縮瞳は、瞳孔が通常より著しく収縮した状態を指します。瞳孔は眼に入る光量を調節する開口部で、正常では光の強さや自律神経のバランスによって収縮(縮瞳)・拡大(散瞳)を繰り返しますが、縮瞳は病的に持続したり過度であったりします。原因は局所(眼の薬や炎症)や全身(薬物、代謝性障害、自律神経異常、脳病変)と多岐にわたります。
臨床上は瞳孔径が2mm以下を縮瞳とすることが多く、片側性か両側性か、対光反射(明るい光で縮む反応)の有無、随伴する眼や神経症状を合わせて評価します。縮瞳は単なる目の変化であり、必ずしも「病気」単独の名前ではなく、病気のサインとして扱われます。
縮瞳について、特に知りたいことは何ですか?
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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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