未熟児網膜症は小学生になっても影響がありますか?
重症例では視力や眼位に影響が残ることがあります。
未熟児網膜症は、新生児期に適切に治療されても、その後の視機能にさまざまな影響が残ることがあります。特に中等度〜重症例では、視力の発達遅延、近視、乱視、斜視、弱視、視野障害などが小学生以降に認められることがあります。
また、網膜の構造異常や眼底変化が長期に残るケースもあり、場合によっては学習や日常生活に支障をきたすこともあります。
そのため、未熟児網膜症を発症した児は学齢期以降も定期的な視機能チェックや眼科的フォローアップが望まれます。早期に介入することで、就学時の視力低下に備えることが可能です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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