百日咳には初期症状はありますか?
感染1週間後の症状は通常の風邪のような症状です。次第に咳の回数や頻度が増えていくのが特徴です。
百日咳の経過は、カタル期、痙咳(けいがい)期、回復期と呼ばれる3つの時期に分けられます。
カタル期と呼ばれる最初の時期は感染の7~10日後に訪れ、鼻水、くしゃみ、軽い咳など、通常の風邪のような症状がみられます。この時点では、普通の風邪と見分けがつかないことも多いです。その後徐々に咳が増えていき、症状が出てから約1~2週間後に、特徴的な咳の発作が見られる痙咳期に移行していきます。
公開日:
最終更新日:
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
CDC.“Pertussis (Whooping Cough)”.CDC.https://www.cdc.gov/vaccines/vpd/pertussis/index.html,(参照 2024-03-01).
James D. Cherry et al. PERTUSSIS AND OTHER BORDETELLA INFECTIONS. Feigin and Cherry's Textbook of Pediatric Infectious Diseases . 2009, , p.1683-1706.
James Cherry MDほか. Feigin and Cherry's Textbook of Pediatric Infectious Diseases. 南江堂. 2018
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
百日咳
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。