尺骨神経麻痺は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

消炎鎮痛剤、ビタミンB群、神経障害性疼痛治療薬などが用いられます。副作用は薬により異なります。

解説

尺骨神経麻痺の薬物療法では、主に以下の薬剤が使用されます。

  • 非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs): 炎症や痛みを抑えるために用いられます。胃腸障害や腎機能障害などの副作用に注意が必要です。
  • ビタミンB群製剤(特にB12): 神経の修復や機能維持を助ける目的で処方されます。比較的副作用は少ないとされています。
  • 神経障害性疼痛治療薬:しびれや神経痛が強い場合に、プレガバリンやガバペンチンなどが用いられます。眠気めまい、ふらつきなどの副作用が出ることがあります。
  • ステロイド剤:炎症が強い場合に短期間使用されることがあります。長期使用ではさまざまな副作用のリスクがあります。

これらの薬は症状を緩和するものであり、根本的な治療には原因の除去が重要です。薬の服用にあたっては、医師の指示に従い、副作用に注意してください。

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まつだ整形外科クリニック 整形外科

栗原 信吾 監修

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