原発性副甲状腺機能亢進症とはなんですか?
原発性副甲状腺機能亢進症は、副甲状腺ホルモンが出すぎて血液中のカルシウム値が高くなる病気です。
原発性副甲状腺機能亢進症とは、副甲状腺から副甲状腺ホルモン(PTH)が過剰に分泌されることで、血液中のカルシウム値が高くなる病気です。
副甲状腺の良性腫瘍や過形成(正常な細胞が増えてできたしこり)が、主な原因ですが、まれに悪性腫瘍によるものもあります。
PTHは骨からカルシウムを放出させ、腎臓での再吸収を促進し、小腸からの吸収を増やすことで血液中のカルシウム濃度を調節しますが、原発性副甲状腺機能亢進症では、PTHが過剰に分泌され、高カルシウム血症や骨密度の低下、腎結石、消化器・神経症状など、さまざまな症状が現れます。
無症状であることも多く、血液検査で偶然みつかることもあります。血液中のカルシウム値とPTHが両方高い、あるいは正常上限である場合に診断され、通常、副甲状腺のしこりを手術で摘出することで治療します。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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