副甲状腺機能亢進症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と副甲状腺機能亢進症の関連をAIでチェックする
副甲状腺機能亢進症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
副甲状腺機能亢進症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
意欲が低下している
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- 初めての症状である
口の中が乾いている
- 症状の頻度
- 初めての症状である
- 自覚した時期
- 1日以内から
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
吐き気・嘔吐がある
- 症状の程度
- 1日に6回以上吐いている
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
副甲状腺機能亢進症とはどんな病気ですか?
「副甲状腺機能亢進症」とは、首にある副甲状腺という臓器の活動が過剰になり、血液中のカルシウム濃度が上昇する病気です。症状には倦怠感や吐き気、腹痛、血圧の上昇などがあります。人間ドッグなどの検査で血中カルシウム濃度が高い場合には、副甲状腺機能亢進症が疑われるため、内分泌科・代謝内科を受診しましょう。
副甲状腺機能亢進症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
副甲状腺機能亢進症への対処法は?
骨粗しょう症や尿路結石の原因になります。骨の状態やカルシウム値にもよりますが、リスクの高い腫瘍は手術する必要があります。専門医療機関(内分泌・外科)を受診してください。
副甲状腺機能亢進症の専門医がいる近くの病院はありますか?
副甲状腺機能亢進症の専門医がいる病院を見る副甲状腺機能亢進症のQ&A
- A.
副甲状腺機能亢進症の主な症状には、骨痛、骨折、腎臓の異常、筋力低下、消化性潰瘍、高血圧などがあります。
解説副甲状腺機能亢進症の主な症状は、骨粗鬆症や線維製骨炎による骨痛、骨折、腎結石や腎機能の低下です。
また、肩や太もも付近の筋肉の筋力低下、消化性潰瘍や膵炎、高血圧、動脈硬化性心疾患がみられることもあります。
精神症状(不安、集中力低下、抑うつ気分)や、認知機能障害を訴えることもあります。
無症状であることも多く、血液検査で高カルシウム血症を認め、偶然みつかることが増えています。
高カルシウム血症による非特異的な症状(疲労感、食欲不振、便秘、口渇)にも注意が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るJohn P Bilezikian et al. Hyperparathyroidism. Lancet. 2018, 391, 168-178..
Edna D Taniegra. Hyperparathyroidism. Am Fam Physician. 2004, 69, 333-9. - A.
副甲状腺機能亢進症の末期症状として、骨の異常、腎臓の障害、筋力低下、認知機能低下、消化器や心臓の問題など重い症状が現れます。
解説副甲状腺機能亢進症の末期には、骨、腎臓、筋肉、脳、消化器、心臓などに重い障害が現れます。
骨では、線維性骨炎が代表的であり、X線検査において、頭蓋骨の塩こしょう状変化、指先の骨が表面から少しずつ溶けていくように細く見える所見、骨嚢胞などがみられ、骨折や骨変形、骨痛を伴います。
腎臓では、尿路結石、腎石灰化症、腎機能障害が進行します。
さらに、肩や太もものあたりの筋肉の筋力低下、消化性潰瘍や膵炎、高血圧や動脈硬化性心疾患などの心血管系の合併症も起こります。
注意力低下や不安、知的能力の低下なども報告されており、非定型的ですが、副甲状腺機能亢進症が進行した場合の重い症状として起こりえます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るJohn P Bilezikian et al. Hyperparathyroidism. Lancet. 2018, 391, 168-178..
Edna D Taniegra. Hyperparathyroidism. Am Fam Physician. 2004, 69, 333-9. - A.
食欲不振や倦怠感がある、おしっこの量が多いなどの症状から疑うことはできますが、自力で正確に判断することは難しいです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような症状が続く場合、副甲状腺機能亢進症の可能性が考えられます。
ただし、これらの症状はさまざまな病気において見られるため、症状だけから副甲状腺機能亢進症かどうか判断することは困難です。正確な診断を下すためには、病院で血液検査を行ってカルシウムや副甲状腺ホルモンの値を調べる必要があります。疑わしい症状が続く時は、内科の受診を検討しましょう。
なお、症状のチェックに当たっては、症状検索エンジン「ユビー」もご利用いただけます。 - A.
倦怠感や食欲の低下、吐き気などの初期症状があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る副甲状腺機能亢進症の初期症状としては、便秘、吐き気、食欲低下、倦怠感などが挙げられます。
ただし、副甲状腺機能亢進症では自覚症状が起こらない場合も多く、健康診断などでたまたま病気が見つかることも少なくありません。また、自覚症状がないまま病気が進行して、骨密度(骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分の詰まり具合)が低下して骨折しやすくなったり、腎臓の機能が低下したりしてしまうこともあります。
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 糖尿病内科
- 内分泌・代謝内科