貧血に対して自分でできる、即効性のある対処法はありますか?
貧血でふらつきが出た場合はしゃがむなどの行動をし、普段の食事から積極的に鉄をとることが重要です。
貧血に対して自分でできる対処法には、貧血による症状が起きた際に行うものと、貧血を改善するために普段から行っておくべきものがあります。
貧血によって、ふらつきを感じたときは、その場にしゃがみこんで一度休憩をとりましょう。そうすることで、立ちくらみによる転倒を防げたり、症状を改善することができます。
また、貧血を改善するには普段から食事に気をつける必要があります。具体的には、ヘモグロビンの材料となるたんぱく質や鉄分を豊富にとることが重要です。
たんぱく質は主に、
- 魚
- 卵
- 肉
- チーズ
- ミルク
- ナッツ
- 豆
に含まれます。
鉄分は、
- プルーン
- レーズン
- 豆
などに含まれるため、これらの食べ物を交えた食事を行うように心がけるとよいでしょう。
公開日:
最終更新日:
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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「貧血」とはどのような状態ですか?
血液中の酸素を運ぶ成分である「ヘモグロビン」が少なくなった状態です。
貧血で立ちくらみが起こった時の対処方法はありますか?
めまいや立ちくらみを感じたら、その場に座ったり横になったりすることが有効です。
貧血の場合、何科を受診したらよいですか? 受診の目安はありますか?
健康診断などで貧血を指摘されたら、まずは内科を受診してみましょう。
貧血に効果のある食べ物は何ですか?
鉄分やビタミンなどを含む食べ物を摂りましょう。主に牛肉、レバー、赤身の魚、あさり、緑黄色野菜などが挙げられます。
貧血の原因としてはどのような病気が考えられますか?
最も多いのは、鉄分の不足による鉄欠乏性貧血です。
Hb(ヘモグロビン値)はどのくらいの値を下回ると危険ですか?
Hbが6〜7g/dl程度になると心不全の症状が起こるようになり、輸血が必要となることが多いです。
貧血がひどい場合、どのような症状が見られますか?
疲れやすさ、動悸、めまい、息切れなどの症状が現れます。
10代や20代などの若年層でも貧血になるリスクはありますか?
若年層でも貧血になるリスクはあります。
貧血はどのくらいの期間で治りますか?治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
貧血が鉄欠乏性の場合、鉄材を服用して3~4ヶ月ごろにヘモグロビンが正常化します。
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