10代や20代などの若年層でも貧血になるリスクはありますか?
若年層でも貧血になるリスクはあります。
10代や20代などの若年層でも貧血になるリスクはあります。
貧血になる原因には、
- 過剰な出血
- 赤血球を作る材料の不足
- 血を作る機能が破綻する病気
- 赤血球を破壊する病気
の4つが主に挙げられます。
この中でも、若年層に多いのは赤血球の材料不足による貧血で、中でも鉄が足りなくなる鉄欠乏性貧血が多いです。これは、食の偏りによる鉄不足と思春期の鉄の需要量の増加によるものが大きいです。
過剰出血は、怪我などの外傷や女性の場合は月経過多、それ以外にも胃潰瘍や消化器のがんなどが原因で起こります。
また、再生不良性貧血や骨髄異形成症になり、血を正常に作る機能が破綻したり、赤血球やヘモグロビンが異常な構造をすることや、免疫が異常をきたすことで赤血球を破壊したりすることで貧血を起こします。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
貧血
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ