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骨髄異形成症候群 (MDS)
骨髄の造血幹細胞の異常で、血液の細胞(赤血球・白血球・血小板)が正常に作られない結果、貧血・免疫力低下・血が止まりにくいなど様々な症状があらわれます。輸血や薬物療法、造血細胞移植などで治療します。急性白血病に移行することもある病気です。疑われる場合は、血液内科を受診してください。
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
病気について
症状について
骨髄異形成症候群 (MDS)の原因は何がありますか?
遺伝子異常や化学療法・放射線療法も関与するとされていますが、詳しいことはわかっていません。
骨髄異形成症候群 (MDS)ではどのような症状がありますか?
貧血による疲労感、白血球減少による免疫力の低下、血小板減少による出血のしやすさなどがあります。
骨髄異形成症候群 (MDS)には初期症状はありますか?
全身倦怠感、感染症にかかりやすくなるなどがありますが、症状はなく健診で見つかる場合もあります。
骨髄異形成症候群 (MDS)のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
骨髄異形成症候群(MDS)は急変するどうなりますか?
出血や、感染症ために、生命に影響する状態になることがあります。
骨髄異形成症候群(MDS)で治療しないとどうなりますか?
貧血、感染症、出血などの症状や合併症が発生し、生命に影響を及ぼすことがあります。ただし、病状によっては対症療法のみで経過をみる場合があります。
治療について
受診について
診断について
薬について
(参考文献)
. . . , , .宮﨑泰司ほか.“骨髄異形成症候群診療の参照ガイド 令和 4 年度改訂版 ”.特発性造血障害に関する調査研究班.http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/Myelodysplastic_Syndromes.pdf,(参照 2024-06-06)..“Myelodysplastic Syndromes Treatment (PDQ®)”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK65798/,(参照 2024-06-06).キッセイ薬品工業株式会社.“エポエチンアルファ BS注 750シリンジ「JCR」”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00067478.pdf,(参照 2024-06-06).ノバルティスファーマ株式会社 .“デスフェラール注射用500mg”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00053483.pdf,(参照 2024-06-06).がん情報サービス.“がんと言われたときから始まる緩和ケア”.がん情報サービス.https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/relaxation/index.html,(参照 2024-06-06).がん情報サービス.“骨髄異形成症候群について”.がん情報サービス.https://ganjoho.jp/public/cancer/MDS/index.html#anchor3,(参照 2024-06-06).日本血液学会.“骨髄異形成症候群”.日本血液学会.http://www.jshem.or.jp/gui-hemali/1_6.html,(参照 2024-06-06).沢井製薬株式会社.“レナリドミドカプセル2.5mg「サワイ」/レナリドミドカプセル5mg「サワイ」”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4291024M1059_1_01/,(参照 2024-06-06).日医工株式会社.“シタラビン点滴静注液400mg「NIG」/シタラビン点滴静注液1g「NIG」”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4224401A7041_1_02/,(参照 2024-06-06).
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