敗血症の場合、皮膚の見た目にどのような変化が起こりますか?
敗血症が進行し、DICという合併症を引き起こすと、皮膚が赤くなる、あざのように紫色になることがあります。
敗血症が進行し「DIC(播種性血管内凝固症候群)」という合併症を引き起こすと、皮膚にもさまざまな変化が現れることがあります。
例えば、ある人では、右足のふくらはぎに皮膚が硬くなる(しこりのような感じ)、赤くなる、あざのように紫色になるといった変化が見られました。
これは、体の中で血が固まりやすくなる異常が起きていて、小さな血のかたまり(血栓)がたくさんできてしまい、血の流れが悪くなったためです。
このような変化は、体の中で重い感染症(敗血症)が広がり、命に関わる危険な状態になっているサインのひとつです。皮膚に普段と違う変化が出てきたときは、早めに医療機関を受診することが大切です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
敗血症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ