坐骨骨折はレントゲンで確認できますか?
はい、多くの場合レントゲンで確認できますが、見えにくい場合もあります。
坐骨骨折は、多くの場合、X線検査(レントゲン)で確認することができます。レントゲンは骨の異常を簡便に評価できる基本的な画像診断法であり、骨折線がはっきりしている場合や、骨の転位(ずれ)がある場合は診断が比較的容易です。
しかし、坐骨は骨盤の他の骨と重なり合う部分が多く、骨折線が細い亀裂骨折や、骨のずれがほとんどない非転位骨折、あるいは疲労骨折の初期段階などでは、レントゲンだけでは骨折を見落としてしまう可能性があります。
そのため、レントゲンで骨折が疑われるものの確定診断に至らない場合や、より詳細な評価が必要な場合には、CT検査やMRI検査といった追加の画像診断が実施されます。
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(参考文献)
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まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
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