高チロシン血症I型は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
ニチシノンが用いられます。副作用としては眼障害、血液障害、皮膚障害などが報告されています。
ニチノシンで治療します。ニチノシンは、チロシンが分解される時に産生される中間代謝物の産生と蓄積を阻害する効果が期待されている薬です。早めに治療すれば約90%に効果があると言われています。
また、以下のような副作用が報告されています。
重大な副作用
- 眼障害結膜炎
- 角膜混濁
- 角膜炎
- 羞明、眼痛(1~10%未満)
- 眼瞼炎(0.1~1%未満)
- 血小板減少症
- 白血球減少症
- 顆粒球減少症(1~10%未満)
その他の副作用(0.1~1%未満)
- 血液およびリンパ系障害:白血球増加症
- 皮膚および皮下組織障害:剥脱性皮膚炎、紅斑性皮疹、そう痒症
公開日:
最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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