腎盂腎炎はどのように検査しますか?
腎盂腎炎の診断は身体所見、血液検査、尿検査、画像検査を総合して行います。
腎盂腎炎の診断には、身体所見と大きく3つの検査があります。
身体所見
発熱や背中の痛みが特徴です。肋骨脊柱角(CVA)叩打痛と呼ばれ、 腎臓付近の打診で痛みが引き起こされることは腎盂腎炎を疑う所見です。
血液検査
白血球数やCRPなどの炎症で上がる値をみます。血液の培養の検査も行い、 敗血症に陥っていないかどうかも検査します。
尿検査
尿中の白血球や細菌の有無を確認します。尿中の白血球が高い場合は腎盂腎炎を含む尿路感染が疑われます。
尿中の細菌はもちろん、 亜硝酸塩が出ているかどうかなども菌の尿路感染症を疑う参考になります。尿も培養の検査を行い、 腎盂腎炎の原因菌の同定に役立ちます。
画像検査
超音波やCT検査で、 炎症による腎臓の腫大や膿瘍がないかどうかをみたり、 下部の尿路が閉塞して水腎症に陥っていないかどうかを確認します。
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(参考文献)
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虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
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