腎盂腎炎に前触れはある?解熱剤を飲んでもいい?発熱はどれくらい続く?
腎盂腎炎について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
腎盂腎炎の場合、解熱剤を飲んでもよいですか?
腎盂腎炎の場合、解熱剤を飲んでもよいですか?
発熱や痛みに対して解熱剤を使用することは可能ですが、薬の種類に注意が必要です。
腎盂腎炎の発熱や痛みの緩和のために、解熱剤を使用することはもちろん可能です。しかし、どの解熱剤を使用するかには注意が必要です。
アセトアミノフェンは腎臓への負担が少ないですが、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は腎機能を悪化させるリスクがあるため、特に腎機能が低下している場合には避ける必要があります。
解熱剤の使用は症状を和らげる目的で行われますが、根本的な治療ではありません。腎盂腎炎の原因である細菌感染を治療するためには、適切な抗菌薬の使用が不可欠です。
したがって、解熱剤を使用する際は医師に相談し、抗菌薬治療を並行して行うことが重要です。
(参考文献)
急性腎盂腎炎に前触れはありますか?
急性腎盂腎炎に前触れはありますか?
明確な前兆はありませんが、下部の尿路感染が先行することがあります。
急性腎盂腎炎に明確な前兆が存在するわけではありませんが、多くの場合、下部尿路感染(膀胱炎や尿道炎)の症状が先行することがあります。
これには、尿意の頻度や切迫感、排尿時の痛み(尿痛)などが含まれます。
また、体調不良や軽度の発熱がみられることもありますが、これらは非特異的で、他の感染症とも重なることがあります。
急性腎盂腎炎が発症すると、突然の高熱、背部や側面の痛み、嘔吐などが現れることが多いです。
したがって、下部尿路感染の症状が続く場合や悪化する場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。
(参考文献)
M. Belyayeva, et al. N Engl J Med. 2018,378(001),0048-0059.
日本腎臓学会マニュアル作成委員会.“重篤副作用疾患別対応マニュアル 急性腎盂腎炎 ”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1e13.pdf,(参照 2025-03-26).
L. Frassetto.Chronic pyelonephritis - Symptoms, diagnosis and treatment.BMJ Best Practice US,https://bestpractice.bmj.com/topics/en-gb/552(参照 2025-03-26)
尿路感染症による発熱期間はどれくらいですか?
尿路感染症による発熱期間はどれくらいですか?
膀胱炎では通常熱は出ません。腎臓に及ぶと発熱し、適切な抗菌薬で多くは2〜3日のうちに下がってきます。
発熱するかどうかや、その期間は、感染がどこまで及んでいるかによって変わります。膀胱など下のほうにとどまる膀胱炎では、普通熱は出ないか、出ても軽い程度です。一方、腎臓まで感染が及んだ腎盂腎炎では、38〜39度以上の高熱が出ることがあります。
腎盂腎炎でも、その菌に合った抗菌薬での治療を始めると、多くは2〜3日のうちに熱が下がってきます。逆に、適切な治療を始めても3日以上たって熱が下がらない、あるいは上がってくる場合は、膿のかたまり(膿瘍)ができている、尿の通り道がつまっている、その抗菌薬が効きにくい菌だった、といった可能性があります。このようなときは、追加の検査や処置が必要になることがあるため、もう一度受診してください。
(参考文献)
Johnson JR, Russo TA. cute Pyelonephritis in Adults. N Engl J Med. 2018, 378, 48-59.
Hsu CY et al. Chung HM. The clinical impact of bacteremia in complicated acute pyelonephritis. Am J Med Sci. 2006, 332, 175-180.
Lee S et al. Impact of extended-spectrum beta-lactamase on acute pyelonephritis treated with empirical ceftriaxone. Microb Drug Resist. 2014, 20, 39-44.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
公開日:
最終更新日:
編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
虎の門病院分院 腎センター内科・リウマチ膠原病科 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
