スポーツ心臓のセルフチェックはできますか?

脈拍が非常に遅くないか確認する、症状の有無(胸の痛みや失神など)でチェックすることもできます。 解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

解説

スポーツ心臓は、激しい運動に対する正常な変化で病気ではないため、基本的に自覚できる初期症状や体の異常は現れません。そのため、自分で症状をチェックして「スポーツ心臓だ」と正確に診断することはできません。正確な診断には、病院で心電図検査などの専門的な検査が必要です。

しかし、セルフチェックとして、心臓の変化や、隠れた病気の危険なサインに気づくために、以下の点に注意しましょう。

1. 安静時の脈拍を確認する

スポーツ心臓の大きな特徴の一つとして、安静時の脈拍が遅くなる(徐脈)ことがあります。普段から手首などで脈を測ってみて、脈が1分間に50回を下回って非常に遅いと感じる場合は、スポーツ心臓のサインかもしれません。

2. 危険な症状がないか確認する

スポーツ心臓と似た心臓の拡大や肥厚は、治療が必要な心臓病(肥大型心筋症など)でも起こります。まれに、その心臓病が原因で運動中に突然死に至ることもあるため、次のような危険な症状がないか注意することが最も重要です。

3.激しい動悸や息切れ

もし上記のような症状が少しでもあれば、スポーツ心臓ではなく別の病気が隠れている可能性があるため、必ず心臓の専門医(循環器内科)に相談し、詳しい検査を受けてください。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、スポーツ心臓かどうかをセルフチェックできます。ぜひご活用ください。

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公開日

最終更新日

おだかクリニック 循環器内科 副院長

小鷹 悠二 監修

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