ジフテリアの場合、日常生活で気をつけることはありますか?
感染した本人の体調管理に加え、他人にうつさない配慮が必要となります。
ジフテリアと診断された場合は、入院のうえ、個室で治療を受けることになります。したがって、ジフテリアを発症したまま、日常生活を送ることはありません。
しかし、治療期間は2週間以上が必要となることもあり、入院生活のなかで気をつけることはあります。特にジフテリアでは、心臓や神経の合併症がみられることがありますので、ご自身の体調が少しでも思わしくなければ、医師あるいは看護師にはっきりと伝えることが大切です。
また、ジフテリア菌は、ジフテリアを発症した人の分泌物(痰や鼻水、皮膚から滲み出る液体など)を介して伝染します。したがって、不用意に他人と接触することは避ける必要があります。
もちろん、個室から出る前に、他人に感染させる状態でないことが確認されますが、他人にうつさないように、マスクの着用や手洗いなどの配慮があるとよいでしょう。
埼玉医科大学総合医療センター 小児科
井上 信明 監修
(参考文献)
国立感染症研究所ほか.ジフテリア(詳細版).国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/sa/diphteria/010/index.html(参照 2025-07-23)
https://id-info.jihs.go.jp/diseases/sa/diphteria/010/index.html
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