二種混合(DT)ワクチンは、大人も受けるべきですか?
20歳代後半以降の方で、ジフテリアの流行地に行く場合は、二種混合ワクチンの接種をすすめます。
ジフテリアの予防接種は、接種後10年以上が経過すると効果が薄れてきます。したがって、定期接種で最後に接種する12歳から、10年後である20歳代後半になると、予防効果は薄れていると考えてよいでしょう。
日本で暮らしていると、ジフテリアの感染者がおられませんので、国内で感染する危険性は、ほぼないと言っても過言ではありませんが、ジフテリアが流行しているロシアやヨーロッパに渡航し、長期間滞在する場合には、渡航前に二種混合(DT)ワクチンを接種しておくことをおすすめします。
埼玉医科大学総合医療センター 小児科
井上 信明 監修
(参考文献)
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