ジフテリアの場合、主にどのような治療をしますか？

ジフテリアの感染経路として、飛沫感染および接触感染が知られています。

20歳代後半以降の方で、ジフテリアの流行地に行く場合は、二種混合ワクチンの接種をすすめます。

乳児期にDPTを含むワクチンを4回、11～12歳にDT二種混合ワクチンの接種が1回必要です。

ジフテリアでは喉の痛みや呼吸困難など、破傷風では筋肉のけいれんや硬直などが起こります。

感染した本人の体調管理に加え、他人にうつさない配慮が必要となります。

抗菌薬の効果がない場合、抗菌薬を変更します。全身状態が悪化する場合は、集中治療室での治療が必要です。

ジフテリア菌に対して抗菌薬、毒素には血清を用います。いずれもアレルギー反応を起こすことがあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

ジフテリアの方と接触があった場合は、早めに受診しましょう。その他、苦痛を感じる場合は受診ください。

症状に応じて、小児科や内科、耳鼻咽喉科あるいは皮膚科に受診するのがよいでしょう。