トキソプラズマ症は猫から感染しますか?
トキソプラズマに感染した猫の糞にはトキソプラズマ原虫が含まれており、接触の他、汚染された水や土からも感染することがあります。
トキソプラズマ症はトキソプラズマ原虫に感染することで起こる病気です。
トキソプラズマ原虫はネコ科の動物の腸管内で生殖を行います。そのため、猫の糞便中にはトキソプラズマのオーシスト(受精卵の一種)が排せつされます。オーシストで汚染された土壌や水を経口摂取することで、ヒトを含む恒温動物がトキソプラズマに感染します。猫の飼育歴や接触歴のない人が感染するケースも珍しくありません。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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