若くても切迫性便失禁になりますか?
可能性は低いですが、場合によっては若い方でもなる可能性はあります。
可能性は低いですが、場合によっては若い方でもなる可能性はあります。高齢になるほど罹患しやすい病気ですが、若い方でも発症することはあります。
具体的には以下のような場合に、若くして発症することが考えられます。
慢性的な下痢・便秘
切迫性便失禁の原因はさまざまですが、下痢を起こす病気に引き続いて起こることがあります。
過敏性腸症候群や炎症性腸疾患、腸炎などは若い方でも十分発症しうる病気であるため、それに伴い切迫性便失禁の症状を発症する可能性はあります。
神経の損傷
脊髄損傷などなんらかの神経の障害により直腸や肛門の感覚が低下したり、麻痺など運動機能の障害がある場合に発症する可能性があります。
腸管や肛門周囲の筋肉などの損傷
手術により大腸を切除した場合や、出産や怪我で肛門を締める筋肉を損傷した場合に発症する可能性があります。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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