切迫性便失禁を放置するとどうなりますか?
切迫性便失禁を放置すると、背景にある原因疾患が放置される危険性があります。
切迫性便失禁を放置すると、背景にある原因疾患が放置される危険性があります。切迫性便失禁とは、強い便意を感じ、我慢できずにトイレに行くまでに漏らしてしまうことを言います。
これを放置することにはいくつかの危険性があります。まず、症状が悪化する可能性があります。原因となっている筋力低下や神経の過敏性、下痢などの状態が改善しない場合には、時間とともに失禁の頻度が増えたり、程度が酷くなることが考えられます。その結果、生活の質が低下する可能性があります。
加えて、切迫性便失禁の背後にある原因が放置されることにもなります。例えば炎症性腸疾患や重度の便秘が原因であればそれ自体の治療が遅れると他の合併症を招いたり、元の病気が悪化するおそれがあります。
適切な治療やケアによって症状、生活の質が向上することが期待できるため、症状が気になる場合には放置せず、消化器内科などを受診し、検査や治療について相談しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
切迫性便失禁
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです