多発性硬化症
公開日:
最終更新日:
「多発性硬化症」とはどのような病気ですか?
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
脳や脊髄、視神経といった中枢神経系に起こる慢性の炎症性疾患です。再発を繰り返すのが特徴です。
脳・視神経・脊髄といった、中枢神経の幅広い範囲で炎症と脱髄が生じ、神経の機能が障害される病気です。
障害された神経の部位に応じて、運動や感覚の障害など、さまざまな症状が生じます。若年成人の女性に多く、多くの場合で長い年月の中でさまざまな症状の出現と消失を繰り替えしながら進行していく病気です。
病名に「硬化」とついていますが、手や足などが硬くなる病気ではありません。炎症を起こした後の神経が硬くなる事から、このような病名がつけられました。
症状の出現の仕方によりいくつかの型に分けられており、再発と寛解を繰り返す型がもっとも多いとされています。
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
他に気になることを調べたい方は
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。