多発性硬化症で車椅子が必要になる確率はどのくらいですか?
多発性硬化症で車椅子が必要になる確率は個人差がありますが、一般的には約20-30%の患者が診断から20年以内に車椅子を必要とすることがあります。
病気の症状の程度や進行の早さには個人差があるため、一概には言えませんが、多発性硬化症の初発年齢や罹患期間の長さが歩行障害の関連因子として報告されている研究もあります。
しかし、実際は罹患期間の活動の程度や再発回数なども考慮して検討される必要があります。
多発性硬化症で車椅子が必要になる確率は個人差があります。車椅子が必要な状態は、多発性硬化症の重症度評価に用いられるEDSS(Expanded Disability Status Scale)では7.0以上に該当します。EDSSは総合障害度のことで、0.0~10.0の0.5刻みでスコアがつけられます。
例えば、再発が頻繁に起こる場合や、活動が制限される場合には、EDSSスコアが高くなる傾向にあります。
ある研究では、多発性硬化症の患者の約20-30%が診断から20年以内に車椅子を必要とすることが報告されています。
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最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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