コロナ後遺症で、医療機関を受診する目安はありますか?
療養期間終了後も気になる症状が続いている・日常生活に支障をきたしているといった場合、医療機関に相談しましょう。
新型コロナウイルス感染症の療養期間が終了しているにもかかわらず、後遺症が疑われる症状が続いていたり、日常生活に支障が生じたりしている場合、コロナウイルス感染症について診療を行っているお近くの医療機関にご相談ください。
なお、後遺症の代表的な症状としては、
- だるさ・倦怠感
- 頭痛・めまい
- 動悸・息苦しさ・息切れ
- 咳・痰(たん)
- 味覚や嗅覚の障害
- 頭髪の脱毛・その他皮膚症状
- 物忘れ・思考力の低下
- 不眠・気分の落ち込み
- 胸やけ・下痢・発汗
といったものが報告されています。
なお、受診の際には、
- その症状が本当にコロナ後遺症以外か(他の病気によるものではないのか)
- 症状を和らげるために何ができるか
といった点を医師に相談することが望ましいです。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
[1] 厚生労働省. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント(第1.1版). 厚生労働省, 2022.
[2] Mark E Mikkelsen, MSCEBenjamin Abramoff. “COVID-19: Evaluation and management of adults with persistent symptoms following acute illness ("Long COVID")”. UpToDate. https://www.uptodate.com/contents/covid-19-evaluation-and-management-of-adults-with-persistent-symptoms-following-acute-illness-long-covid, (参照 2022-09-15).
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