鼻ポリープが鼻腔がんになる可能性はありますか?
ポリープががんになることはありませんが、ポリープに似た乳頭腫であればがんになる可能性もあります。
鼻ポリープが鼻腔がんになることはありません。
鼻ポリープは鼻茸とも呼ばれている良性の病変です。鼻の粘膜がキノコのように盛り上がる病気で、副鼻腔炎や喘息、アレルギーが原因となって発症すると言われいます。
症状としては、大きくなるといびき、鼻づまり、匂いや味が感じない、といったものがあります。
鼻の中に何かできる病気は鼻ポリープ以外にもあり、それらとがんの見分けがつかない場合はMRIやCT、鼻茸の組織を詳しく調べるために病理検査を行うことがあります。
鼻ポリープに似たものに鼻副鼻腔乳頭腫があります。鼻副鼻腔乳頭腫は、鼻腔や副鼻腔に発生する良性の腫瘍であり、鼻ポリープと似た症状を呈することがあります。しかし、乳頭腫は良性ではあるものの、一部がん化するリスクがあるため、慎重な観察が必要です。
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最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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