熱が上がったり下がったりする場合、川崎病の可能性がありますか?また、川崎病の他にどのような病気が考えられますか?

川崎病の急性期症状のひとつに39~40℃の発熱があり、熱がある場合は川崎病の可能性が否定出来ません。

解説

川崎病の急性期症状のひとつに39~40℃の発熱があり、変動がなく高熱が続く場合が多いです。しかし、高熱がある場合は川崎病の可能性が否定出来ません。
特に、好発年齢である4歳以下の乳幼児の場合は、川崎病の可能性が高まります。早めに受診して原因を特定し、適切な治療につなげましょう。

その他、熱が上がったり下がったりする熱で考えられる病気としては以下が挙げられますが、大部分はウイルス感染によるものです。

など

公開日

最終更新日

東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長

白石 達也 監修

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関連するQ&A

「川崎病」とはどのような病気ですか?

川崎病は主に小児が発症する病気で、発疹や発熱が生じたり、舌がいちご状に腫れたりします。

川崎病の原因は何ですか?

明確な原因はわかっていません。

川崎病ではどのような症状がみられますか?初期症状はありますか?

発熱や発疹、両眼の充血、手足の赤い腫れなどの症状があります。

川崎病のセルフチェックはできますか?

川崎病の症状や、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。

川崎病になると、後遺症は残りますか?

川崎病の治療が遅れると、心臓に栄養を送る動脈に後遺症を残すことがあります。これは心筋梗塞を引き起こすリスクになります。

川崎病が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、医療機関を受診する目安はありますか?

発熱や発疹、眼の充血がある場合は、小児科を受診しましょう。

川崎病の場合、主にどのような治療をしますか?

主に炎症を抑える「免疫グロブリン」という薬や、「アスピリン(アスピリンⓇ、バイアスピリンⓇ)」という解熱剤を使用します。

川崎病は難病に指定されていますか?

難病指定はされていません。

川崎病になった場合、寿命はどのくらいですか?

まだ、詳しいことははっきりわかっていません。今後の解明が待たれます。

川崎病はうつりますか?

うつる病気とは考えられていませんが、季節性や地域性、罹患しやすい遺伝子の存在などが示唆されています。

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