川崎病
「川崎病」とは、全身の血管が炎症を起こし、発疹や発熱、眼の充血が生じる病気です。この病気は主に小児が発症しますが、くわしい原因はわかっていません。川崎病が悪化すると、心臓に栄養を送る動脈が損傷して心筋梗塞を引き起こすため、疑いがある場合は小児科を受診しましょう。
国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 小児科
福井 加奈 監修
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川崎病は主に小児が発症する病気で、発疹や発熱が生じたり、舌がいちご状に腫れたりします。
まだ、詳しいことははっきりわかっていません。今後の解明が待たれます。
うつる病気とは考えられていませんが、季節性や地域性、罹患しやすい遺伝子の存在などが示唆されています。
ダニが原因とは考えられていません。
適切な治療が行われなかった場合、合併症として心疾患を起こす可能性があります。
非常にまれですが、大人も川崎病になる可能性はあります。
冠動脈瘤を始めとした心血管疾患をはじめとして、さまざまな臓器に合併症が起こる可能性があります。
急性期に現れる症状は治りますが、その後も合併症がないか経過観察する必要があります。
症状について
明確な原因はわかっていません。
発熱や発疹、両眼の充血、手足の赤い腫れなどの症状があります。
川崎病の症状や、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
川崎病の治療が遅れると、心臓に栄養を送る動脈に後遺症を残すことがあります。これは心筋梗塞を引き起こすリスクになります。
川崎病の急性期症状のひとつに39~40℃の発熱があり、熱がある場合は川崎病の可能性が否定出来ません。
顔、体幹から両手足にかけて多彩な湿疹が見られ、特にBCG接種部位の発疹は川崎病に特徴的です。
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(参考文献)
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