川崎病
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と川崎病の関連をAIでチェックする
川崎病について「ユビー」でわかること
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川崎病とはどんな病気ですか?
「川崎病」とは、全身の血管が炎症を起こし、発疹や発熱、眼の充血が生じる病気です。この病気は主に小児が発症しますが、くわしい原因はわかっていません。川崎病が悪化すると、心臓に栄養を送る動脈が損傷して心筋梗塞を引き起こすため、疑いがある場合は小児科を受診しましょう。
川崎病の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
川崎病への対処法は?
心臓の血管に瘤(こぶ)ができてしまう合併症を防ぐため、薬(免疫グロブリンなど)を使って、全身の血管の炎症を抑える必要があります。発熱が数日つづいてぐったりしてきたり、発疹や目の充血なども見られる場合は、受診を検討してください。
川崎病の専門医がいる近くの病院はありますか?
川崎病の専門医がいる病院を見る川崎病のQ&A
- A.
顔、体幹から両手足にかけて多彩な湿疹が見られ、特にBCG接種部位の発疹は川崎病に特徴的です。
解説顔、体幹から両手足にかけて、
など、多彩な湿疹が見られます。
手のひらや足の裏、指先に皮膚の赤みも現れます。
また、「BCGを接種した部位が赤く腫れて、かさぶたが出来る」といった症状は川崎病に非常に特徴的なものであり、症状の存在が川崎病を疑うヒントになります。
さらに、唇や口の中から喉にかけての粘膜の赤みや、舌が赤くなってブツブツする「いちご舌」と呼ばれる症状が起こる場合もあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本皮膚科学会.“子供のウィルス感染症 Q17川崎病はどのような症状ですか?”.皮膚科Q&A.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa40/q17.html,(参照 2024-06-20).
日本循環器学会 / 日本心臓血管外科学会合同ガイドライン.“2020年改訂版川崎病心臓血管後遺症の診断と治療に関するガイドライン”.日本循環器学会.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2020_Fukazawa_Kobayashi.pdf,(参照 2024-06-20). - A.
川崎病の急性期症状のひとつに39~40℃の発熱があり、熱がある場合は川崎病の可能性が否定出来ません。
解説川崎病の急性期症状のひとつに39~40℃の発熱があり、変動がなく高熱が続く場合が多いです。しかし、高熱がある場合は川崎病の可能性が否定出来ません。
特に、好発年齢である4歳以下の乳幼児の場合は、川崎病の可能性が高まります。早めに受診して原因を特定し、適切な治療につなげましょう。
その他、熱が上がったり下がったりする熱で考えられる病気としては以下が挙げられますが、大部分はウイルス感染によるものです。など
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本循環器学会 / 日本心臓血管外科学会合同ガイドライン.“2020年改訂版川崎病心臓血管後遺症の診断と治療に関するガイドライン”.日本循環器学会.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2020_Fukazawa_Kobayashi.pdf,(参照 2024-06-20).
日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会.“臨床検査のガイドライン 2018 ”.日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会.http://www.jslm.info/GL2018/pdf/GL2018.pdf,(参照 2024-06-20). - A.
明確な原因はわかっていません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る日本人などアジア系の人種によく見られることや、川崎病がよくみられる季節があるように思われることから、遺伝や感染症、アレルギーなどとの関係が疑われていますが、原因は明らかになっていません。
- A.
川崎病の治療が遅れると、心臓に栄養を送る動脈に後遺症を残すことがあります。これは心筋梗塞を引き起こすリスクになります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る川崎病の合併症で最も問題となる、冠動脈瘤(心臓全体に酸素や栄養を供給している冠動脈という血管にこぶができること)が残ることがあります。冠動脈瘤ができると血の流れが悪くなり、血栓ができやすくなるため、心筋梗塞を引き起こすことがあります。
早期の診断と治療が、冠動脈瘤の発生の予防に繋がります。
冠動脈瘤ができた場合でも、時間とともに消失することもありますが、冠動脈瘤が残った状態になると心臓カテーテル治療や手術が必要になることもあります。 - A.
川崎病の症状や、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
- A.
発熱や発疹、両眼の充血、手足の赤い腫れなどの症状があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る川崎病では以下のような症状が見られます。
以下の6つの症状のうち5つ以上症状がある場合には川崎病と診断しますが、症状が揃わなかったとしても川崎病と診断する場合もあります。- 発熱
- 眼の充血
- 唇が赤くなりひび割れ、舌が「いちご舌」と呼ばれるように赤くなる。喉が赤くなる。
- 手足が赤くなり、腫れる。回復期には手足の皮膚が剥がれることがある。
- 皮疹、BCG接種した部位が赤くなる
- リンパ節の腫れ
熱が出てからほかの症状が出てくるまで数日かかります。
川崎病について、医師からのよくある質問
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 白目が充血(血管の走行が目立つ状態)していますか?
- リンパ節(首や脇の下、股の付け根、耳の後ろなどにあります)がはれて大きくなっていると感じますか?
- 口の中が痛みますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 小児科
- 救急科