しもやけ(凍瘡)は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
主にビタミンEが含まれた塗り薬が使われ、紅斑やそう痒などの副作用が報告されています。
しもやけ(凍瘡)の治療には、ビタミンEを含んだ塗り薬(外用薬)を使うことが多いです。赤紫になって腫れている患部に塗って回復を促します。
ビタミンEには血管拡張作用があり、しもやけの回復を手助けする効果が期待できるためです。潰瘍を形成するなど、重症の場合は内服薬も併用されます。
その他、症状によってヘパリン類似物質、女性ホルモンの塗り薬、抗ヒスタミン薬なども使われることがあります。
ビタミンEの塗り薬には、副作用として0.1~5%未満で紅斑、そう痒が報告されています。
症状が長引く、よくならない場合は別の病気の可能性があります。一週間以上よくならない場合は医療機関の受診を検討するといいでしょう。
治療やしもやけについて詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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