結膜炎を予防する方法はありますか?
結膜炎を予防するためには、日常生活の中で適切な対策を取ることが重要です。
ウイルス性結膜炎(流行性角結膜炎)は感染力が強く、手指やタオルを介して簡単に広がるため、徹底した手洗いや消毒が欠かせません。
目をこすったり、不潔な手で触れたりしないことも予防の基本となります。
さらに、家族や職場に感染者がいる場合は、タオルや洗面用具を共有しないよう注意し、接触後はすぐに手を洗うことが大切です。
細菌性結膜炎の予防には、目を清潔に保つことが推奨されます。
特にコンタクトレンズを使用している場合には、コンタクトレンズの適切な使用と管理が重要になります。
レンズを装着する際には手を清潔に保ち、定期的な洗浄や交換を怠らないことが感染リスクを減らします。
また、目やに(めやに)が出た場合は清潔なガーゼやティッシュで優しく拭き取り、その後しっかり手を洗うことで、細菌の拡散を防ぐことができます。
アレルギー性結膜炎の場合は、アレルゲンとなる花粉やハウスダストをできるだけ避けることが大切です。
花粉の季節にはゴーグルやメガネを着用し、室内ではこまめに掃除や換気を行うことで症状の悪化を防ぐことができます。
また、空気清浄機の使用や人工涙液による洗浄も、アレルゲンの除去に役立ちます。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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