結膜炎で咳が止まらない場合はどうすれば良いですか?
結膜炎と咳が同時に出る場合、原因によって対処法が異なります。
ウイルス性結膜炎(咽頭結膜熱など)の場合
アデノウイルスによる咽頭結膜熱(プール熱)では、結膜炎とともに発熱、のどの痛み、咳が出ることがあります。
対処法は、ウイルスに対する特効薬がないため、安静と十分な水分補給が大切です。
咳が強い場合は、咳止めを使用することもありますが、症状が長引く場合は医師の診察を受けましょう。
細菌性結膜炎の場合
細菌性結膜炎とは別に、風邪やインフルエンザにかかっている場合、咳が続くことがあります。
対処法としては、咳止めやのど飴で症状を緩和することができます。熱がある場合や長引く場合は、内科を受診しましょう。
アレルギー性結膜炎の場合
ハウスダストや花粉が原因で、目のかゆみと咳が同時に出ることがあります。
対処法としては、抗アレルギー薬(点眼・内服)の使用に加え、室内の掃除や加湿を行うことで、症状が和らぐことがあります。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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