結膜炎の場合、主にどのような治療をしますか?
結膜炎の治療は原因に応じて、アレルギー薬や抗生物質で治療を行います。
結膜炎の治療は原因によって治療法が異なります。
初期症状のみの場合には、医師の判断でアレルギー薬のみ、抗生物質点眼薬のみの場合もあります。
アレルギー性結膜炎の治療
アレルギー性結膜炎の治療は主に薬を使います。まず、抗アレルギー点眼薬を使います。症状が重い場合はステロイド点眼薬や免疫抑制薬も併用することがあります。
ステロイド点眼薬を使用する場合には、一部の点眼薬では、副作用として眼圧が上がることがあるため、定期的な眼圧チェックが必要になります。
感染性結膜炎の治療
細菌感染が疑われる場合には、抗生物質治療を開始します。症状の改善がない場合や耐性菌などが疑われる場合には、点眼薬を変更することもあります。角膜の状態に合わせて軟膏を併用することもあります。
また、アデノウイルス結膜炎(流行り目)の場合、細菌感染の合併を防ぐために抗菌点眼薬を使用します。症状がひどい場合や炎症を抑えるためにステロイド点眼薬を併用することもあります。
このように、結膜炎の治療は原因や症状に応じて異なります。症状がある際には早めに医療機関を受診しましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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