目やにと喉の痛みなどの風邪症状がある場合、結膜炎の可能性はありますか?
結膜炎の可能性があります。
目やにや喉の痛みといった風邪のような症状がある場合、結膜炎または風邪に併発している可能性はあります。
ウイルス性結膜炎は、アデノウイルスやエンテロウイルスなどが原因で起こる病気です。
これらのウイルスには風邪の原因となるウイルスと共通するものもあるため、風邪症状と結膜炎が同時に起こることがあります。
ウイルス性結膜炎の場合、目の充血、目やに、涙目、異物感などの症状が現れます。
また、喉の痛みや発熱などの風邪症状を伴うこともあります。特に、咽頭結膜熱(プール熱)と呼ばれるタイプのアデノウイルス結膜炎は、発熱や喉の痛みを伴うことが多いでしょう。
結膜炎が疑われる場合は、眼科を受診して適切な診断と治療を受けることが大切です。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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