女性不妊症で顕微授精で生まれた子の場合、その後の成長や発育に違いはありますか?
今のところ、明らかな違いは証明されていません。
今のところ、明らかな違いは証明されていません。しかし、まだ不明点が多いため、産まれたあとの様子について本格的な調査が行われています。
顕微授精(ICSI)で生まれた子どもについては、先天性異常のリスクがやや高いことが示されています。ただし、これらのリスク上昇には、親の不妊症そのものや年齢など、他の背景要因も関与している可能性があり、体外受精やICSIそのものが直接的な原因とは限りません。
また、ICSIは比較的新しい技術であり、特に男性のY染色体に起因する妊孕性の低下などが、次世代に伝わる可能性については、今後も検証が必要とされています。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
Michael J Davies et al. Reproductive technologies and the risk of birth defects. N Engl J Med. 2012, 366, 1803-13.
一般社団法人日本生殖医学会.一般のみなさまへ - 生殖医療Q&A(旧 不妊症Q&A):Q12.体外受精とはどんな治療ですか?.日本生殖医学会,http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa12.html(参照 2025-07-15)
一般社団法人日本生殖医学会.一般のみなさまへ - 生殖医療Q&A(旧 不妊症Q&A):Q13.顕微授精とはどんな治療ですか?.日本生殖医学会,http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa13.html(参照 2025-07-15)
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