動くたびに関節が鳴る場合の治し方はありますか?
急な運動や長時間の無理な姿勢などいくつかの点に注意しながら、適度な運動習慣を身につけるようにしましょう。
関節が鳴りやすい人は、運動不足や急な運動、長時間の無理な姿勢といった生活上の特徴がある場合があります。まずはこれらを避けるように気をつけてみましょう。
筋肉を含めて、関節のまわりの構造物の固さには個人差があります。このような個人差に加えて、関節が鳴りやすい人は、以下のような特徴が関係している可能性があります。このような点に注意して生活することで症状が出にくくなる可能性があります。
- 準備運動なしに急に激しい運動をする。
- 同じ動作を長時間繰り返す(特定のスポーツ、仕事など)。
- 重いものを無理な姿勢で持ち上げる。
- 運動不足による筋力低下: 関節を支える筋力が低下すると、関節が不安定になりやすく、負担がかかりやすくなります。
- 肥満:膝や股関節など、体重を支える関節への負担が大きくなります。
- 体の冷え:血行が悪くなり、筋肉や腱の動きが固くなることがあります。
- 悪い姿勢:猫背などの悪い姿勢は、特定の関節に余計な負担をかけることがあります。
- 関節をポキポキ鳴らす癖:意図的に関節を鳴らす行為が、関節を不安定にしたり、靭帯を傷めたりする可能性があります。
特に、筋力低下を予防し、動きが固くなってしまった筋肉や腱の動きをよくするためには、適度な運動習慣が重要です。ウォーキングや水泳、ストレッチなど、関節に負担の少ない運動で筋力を維持し、関節の柔軟性を保ちましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
関節が鳴る
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ