関節が鳴る場合の治療や予防方法には何がありますか?
定期的に適度な運動を行うことや、ストレッチを取り入れることが有効な可能性があります。
適度な運動やストレッチを定期的に行うことが、予防や治療法になることがあります。
一定の動作で関節の音が鳴る場合、筋肉や腱、靭帯の動きが固くなることで、ひっかかりを生じている可能性があります。久しぶりに行った運動で、急にこれらの構造物に負荷がかかったあとには、しばらくの間、症状が続くことがあります。
このような場合は、動きやすさを取り戻すためにも、積極的に関節を温めたり、ストレッチを行ったりすることが有効な治療法となる場合があります。
一方で、急に筋肉や腱に負荷がかかってしまうのを予防するためには、以下のようなことに注意することが有効な可能性があります。
- 適度な運動:ウォーキングや水泳、ストレッチなど、関節に負担の少ない運動で筋力を維持し、関節の柔軟性を保ちましょう。
- 長時間同じ姿勢をとらない:長時間同じ姿勢でいることを避け、こまめに体を動かしましょう。
- 体を冷やさない:関節が冷えると、スムーズな動きが困難になります。特に寒い時期は、衣服や入浴などで体を温めましょう。
- 関節に負担のかかる動作を避ける:勢いよく関節の曲げ伸ばしをするなどの運動は、控えたほうがよいでしょう。また、気になるからといって、関節の音を何度も鳴らすのは避けたほうがよいです。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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