関節のこわばりの治療や予防方法には何がありますか?
原因に応じた薬物療法、リハビリなどがあります。予防には適度な運動やストレッチが有効です。
関節のこわばりの治療は、その原因によって異なります。
関節リウマチなどの炎症性疾患の場合は、炎症を抑え、病気の進行を抑えるための薬物療法(抗リウマチ薬、生物学的製剤など)が中心となります。痛みを和らげるために非ステロイド性抗炎症薬が使われることもあります。
変形性関節症の場合は、痛みを軽減する薬や注射、関節の動きを改善し、筋力を維持するためのリハビリテーションが行われます。場合によっては手術が検討されることもあります。
予防としては、関節に負担をかけすぎないように適正体重を維持すること、関節の柔軟性を保つための適度な運動やストレッチを習慣にすることが有効です。ただし、症状がある場合は自己判断で無理な運動をせず、医師や理学療法士の指導のもとで行うことが重要です。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
Kolasinski SL, et al. 2019 American College of Rheumatology/Arthritis Foundation Guideline for the Management of Osteoarthritis of the Hand, Hip, and Knee. Arthritis Care Res (Hoboken). 2020, 72, 149-162.
National Clinical Guideline Centre (UK). Osteoarthritis: Care and Management in Adults. London: National Institute for Health and Care Excellence (UK). 2014, , .
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