胃痛と吐き気と寒気がある場合、どのような原因が考えられますか?
胃腸の問題のほか、胆嚢炎などの可能性もあり得ます。
胃痛、吐き気、寒気という3つの症状がある場合、問題は胃や食道のみであるとは限りません。
まず、胃の痛みは、みぞおちのあたりの痛みを胃痛と表現する方が多いです。
実際に胃の問題であることもありますが、虫垂炎や胆嚢炎など、胃以外の臓器の問題で同じ場所に症状が現れることもあります。
次に、吐き気は、腹部の内臓に異常が発生した時、お腹の神経の反射として現れる場合があります。
さらに寒気は発熱の前兆であり、細菌感染症の可能性があります。
以上から、みぞおちのあたりに痛みを生じる腹部の内臓の細菌感染症であれば、例えば、胆嚢炎が挙げられます。
痛みはみぞおちから右上腹部にかけて生じ、吐き気や寒気のほか、発熱もきたします。
胃痛、吐き気、寒気の症状が続く場合、胆嚢炎のような重大な病気の可能性があり、消化器内科への受診をおすすめします。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
胃が痛い
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ