食後、お腹の左側が痛いときはどのような原因が考えられますか?
胃の問題のほかにも複数の原因がありえます。
食後にお腹の左側が痛む場合、さまざまな原因が考えられます。お腹の左上であれば、左上腹部は胃の直上であるため、胃炎や胃潰瘍などで痛みが生じている可能性があります。
また、膵臓の一部はお腹の左側に位置しており、飲酒が原因で膵臓に炎症を起こし、石がたまる慢性膵炎でも、食後にお腹の左側~背中が痛くなることがあります。
痛みが左下腹部である場合、その場所には大腸が存在するため、腸の病気である可能性があります。憩室炎では大腸憩室の炎症によって痛みが生じますし、過敏性腸症候群では腸の運動によって症状が起こります。
これらのような治療を要する問題のほかに、食事により大腸のガスが移動し、一時的な痛みを引き起こす場合があります。
このように、お腹の左側が痛む場合、原因としてはさまざまな可能性があります。症状が徐々に強くなる場合や、繰り返す場合には、消化器内科で検査を受けることをおすすめします。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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