女性特有の胃が痛い原因には何がありますか?
女性ならでは原因もいくつか考えられます。
胃の痛みとは、みぞおちのあたりに痛みが生じることを指すことが一般的です。胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎などによって痛みが起きている場合もありますが、女性特有の原因もいくつか存在します。
女性の場合、月経周期や妊娠などの生理現象が胃の不調に影響することがあります。例えば、生理前から生理中にかけてはホルモンバランスの変化により、胃腸の痛みや、不快感を感じやすくなることがあります。
さらに、子宮内膜症の患者さんでは、生理周期に合わせて出血や炎症が起こり、上腹部の痛みを感じることもあります。
妊娠初期のつわりでは、胃の不快感や痛みを訴えることが多く、妊娠中期以降は大きくなった子宮に胃が圧迫されることで、胃のもたれ感や痛みを生じることもあります。
そのほかに、更年期の女性では、ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れから、胃の不調を感じることがあります。
胃の痛みが長引く場合や強い場合には、まず消化器内科への受診をおすすめしますが、胃カメラなどの検査で原因がわからない場合には、婦人科への受診を検討してもよいでしょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
胃が痛い
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ