成人T細胞白血病リンパ腫・慢性型のステージIでは、どのような治療を行いますか?
慢性型のステージIでは、予後不良因子がなければ経過観察を行い、異常がある場合は全身治療を検討します。
慢性型のステージIの治療は、予後不良因子の有無で決まります。予後不良因子であるLDH、BUN、アルブミン異常がない慢性型は、インドレントATLとして、ステージI相当でも無治療経過観察が基本です。
成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)は、一般的ながんのように「ステージI〜IV」を中心に治療を決める病気ではなく、急性型、リンパ腫型、慢性型、くすぶり型という「病型分類」が重要です。
皮膚病変があれば、外用ステロイド薬や放射線治療など、皮膚に向けた治療を行うことがあります。一方、LDH、BUN、アルブミン異常などの予後不良因子がある慢性型は、アグレッシブATLとして、多剤併用化学療法や分子標的薬を含む全身治療を検討します。
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編集・監修基準について
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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