思春期早発症は、何人にひとりみられますか?
中枢性思春期早発症の場合、約5,000人~10,000人にひとりみられるとされています
思春期早発症の人の割合は、研究によっても異なります。思春期早発症の中で最も頻度の高い中枢性思春期早発症は、5,000人~10,000人にひとりの割合で発症すると言われています。
ただし、これは「治療が必要となるレベルで診断される人」の統計であり、軽度で医療機関を受診していない場合(病院で診断されていない人)も含めると、実際にはもう少し頻度が高い可能性があります。
また、思春期早発症の約90%以上は女の子に見られ、男の子はまれです。
思春期早発症は珍しい病気ではありますが、早期に発見すれば適切な治療が可能です。子どもの年齢に不相応な体の変化に気づいたときには、早めに医師に相談しましょう。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
Berberoğlu M. Precocious puberty and normal variant puberty: definition, etiology, diagnosis and current management. J Clin Res Pediatr Endocrinol. 2009, 1, 164-74.
Kaplowitz P. Clinical characteristics of 104 children referred for evaluation of precocious puberty. J Clin Endocrinol Metab. 2004, 89, 3644-50.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
思春期早発症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ