思春期早発症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
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思春期早発症について「ユビー」でわかること
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思春期早発症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
生理ではないのに、腟から出血または茶色・ピンク色のおりものがある
- 症状の頻度
- 年に数回程度は同じような症状がある
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
- 自覚した時期
- 1日以内から
声がかすれる
- 自覚した時期
- 3週間以上前から
思春期早発症とはどんな病気ですか?
思春期は一般的に女児は10歳頃、男児は12歳頃から始まることが多いですが、思春期が数年早まってしまう病気です。精巣や卵巣に指令を出す脳の部分の異常や、腫瘍によって起こることがあります。
思春期早発症への対処法は?
原因が様々あるので、原因検索が必要です。性ホルモンを抑えるような薬を使用して治療することもありますが、患者さんの状態に合った方法が選択されます。
思春期早発症の専門医がいる近くの病院はありますか?
思春期早発症の専門医がいる病院を見る思春期早発症のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説思春期早発症が疑われる症状には、以下のようなものがあります。
【女の子】
- 7歳6ヶ月までに乳房がふくらみ始める
- 8歳までに陰毛や腋毛が生える
- 10歳6ヶ月までに生理が始まる
【男の子】
- 9歳までに精巣(睾丸)が発育する
- 10歳までに陰毛が生える
- 11歳までに脇毛、ひげが生えたり、声変わりがみられる
急に身長が伸びたり、周囲の子どもたちと比べて体つきに大きな差がある場合も、思春期早発症の可能性を考慮して、医師の診察を受けることをおすすめします。
体臭の変化やニキビの出現も兆候のことがあります。また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、思春期早発症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るBerberoğlu M. Precocious puberty and normal variant puberty: definition, etiology, diagnosis and current management. J Clin Res Pediatr Endocrinol. 2009, 1, 164-74.
思春期早発症.日本小児内分泌学会,https://jspe.umin.jp/public/sishunnki.html(参照 2025-07-01) - A.
思春期早発症では乳房のふくらみや急な身長の伸びなどが初期症状です。
解説思春期早発症の初期症状は、通常より早い年齢での第二次性徴の兆候として現れます。
初期症状は性別によって異なります。女の子の場合、最も早く気づかれるのは乳房のふくらみです。通常は8歳以降に始まりますが、それより早く見られる場合は要注意です。その他に、8歳未満での陰毛や腋毛の発生、10歳未満での初潮なども注意が必要です。
男の子では、9歳未満で精巣や陰茎の肥大が見られることがありますが、女の子に比べて気づかれにくいことが多いです。10歳未満での陰毛の発生、11歳未満での脇毛の発生や声変わりなどが現れることもあります。
女の子、男の子に共通して、体臭の変化、ニキビの出現なども第二次性徴の兆候である可能性があります。また、男女ともに骨の成長が早まることで、短期間で急に背が伸びるのも特徴です。その分、骨の成長が早く止まってしまうため、最終的な身長が低くなる可能性があります。
保護者がこうした初期変化に気づいたときは、早めに小児科や専門医を受診し、ホルモン検査や骨年齢の評価を行うことが重要です。早期に発見することで、適切な治療や対応が可能になります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るBerberoğlu M. Precocious puberty and normal variant puberty: definition, etiology, diagnosis and current management. J Clin Res Pediatr Endocrinol. 2009, 1, 164-74.
思春期早発症.日本小児内分泌学会,https://jspe.umin.jp/public/sishunnki.html(参照 2025-07-01) - A.
思春期早発症では、通常よりも早い時期に年齢に不相応な体の変化(第二次性徴)が現れます。
解説思春期早発症では、年齢に比べて早く第二次性徴(体が大人へ近づく変化)が始まるのが特徴です。
女の子では、乳房の発育をもって思春期の開始と考え、その後、陰毛発生、初経の順で思春期の変化が進んでいきます。男の子では、精巣の大きさが4mL以上になった時を思春期の開始と考えます。その後、陰毛発生、ひげの出現・声変わりの順で思春期の変化が進んでいきます。思春期早発症では、これらの変化が通常のタイミングより著しく早く(平均より2~3年以上早く)出現します。
また、骨の成長が早くから進むため、成長スピードは一時的に速くなりますが、その分、骨の成長が早く止まってしまうため、最終的な身長が低くなる可能性があります。
さらに、体の成長に心の発達が追いつかないことで、不安や戸惑いを感じたり、友達との違いに悩んだりすることもあります。したがって、思春期早発症では体だけでなく心のサポートも重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るBerberoğlu M. Precocious puberty and normal variant puberty: definition, etiology, diagnosis and current management. J Clin Res Pediatr Endocrinol. 2009, 1, 164-74.
思春期早発症.日本小児内分泌学会,https://jspe.umin.jp/public/sishunnki.html(参照 2025-07-01)
思春期早発症について、医師からのよくある質問
- 10歳くらいまでに身長の伸びが止まってしまったと思いますか?
- 10歳くらいまでの間、周りの同世代と比較して身長が高かったですか?
- 周りの同世代と比べて、わき毛やおまたの毛が生えるのが早いですか?あるいは早かったですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 小児科
- 救急科