疲れやすさがある
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/07/18
「疲れやすさがある」がどの病気に関連するかAIでチェックする
疲れやすさがあるという症状について「ユビー」でわかること
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「疲れやすさがある」はどんな症状ですか?
疲れやすさがあるとは
「疲れやすさがある」に関連する主の病気には、糖尿病、慢性腎臓病・慢性腎不全、睡眠障害(不眠症)などがあります。
「疲れやすさがある」に関連する症状はありますか?
「疲れやすさがある」のQ&A
- A.
日常の中で、すぐに疲れが生じる状態を指します。
- A.
夕方に特に強くなる疲労感がある場合には、重症筋無力症の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい。疲れやすさの原因として、重症筋無力症の可能性はあります。
重症筋無力症の特徴的な疲れやすさは、- 運動を繰り返し行うことで筋力が落ちる
- 夕方に疲れやすさが出やすい
などがあります。
また、全身の筋肉に起こりうる病気なので、まぶたや目を動かす筋肉、飲み込みに使うのどの筋肉、手足や首の筋肉にも影響が出る可能性があります。同じ動作を一定時間した後に、物が二重に見えたり、まぶたが落ちてきたり、飲み込みにくさや手足の動かしにくさなどの症状が出てきます。 - A.
女性が疲れやすい場合、月経や子宮筋腫などに伴う貧血、バセドウ病や橋本病、更年期障害などさまざまな病気が考えられます。
解説女性で疲れやすい場合、原因となる病気にはいくつか考えられます。年代別に以下に記載します。
20代から40代前後の女性
など
50代前後の女性
など
このほか、20~50代と幅広い年齢の女性で疲れやすさが継続する病気として、慢性疲労症候群も多い病気のひとつです。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.重症筋無力症(指定難病11).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/120(参照 2024-05-17)
The Japan Endocrine Society.橋本病(慢性甲状腺炎)|一般の皆様へ.日本内分泌学会,https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=41(参照 2024-05-17)
厚生労働省.“セルフメンタルヘルス”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000881325.pdf,(参照 2024-05-17).
日本産婦人科医会.“過多月経への対応”.日本産婦人科医会.https://www.jaog.or.jp/note/%EF%BC%882%EF%BC%89%E9%81%8E%E5%A4%9A%E6%9C%88%E7%B5%8C%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C/,(参照 2024-05-17). - A.
抑うつ症状などの精神的な病気から、心臓・肺・血液などの病気まで、多くの病気が疲れやすさの原因となります。
解説疲れやすさの原因や考えられる病気には、以下のようにさまざまな可能性が考えられます。
- 抑うつ症状
- 月経や子宮筋腫などに伴う貧血
- 重症筋無力症
- 膠原病
- 慢性疲労性症候群
- 感染症
- 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
- 甲状腺機能低下症(橋本病)
- 血液の病気(貧血、白血病など)
- 心臓の病気(不整脈、心不全など)
- 肺の病気(肺炎、肺がんなど)
など
疲れやすさに加えて以下の症状などが見られる場合は、できるだけ早めに総合内科(内科を総合的に診ている科)を受診してください。貧血などの血液の病気や心臓、肺の病気が原因の可能性があります。
医師には、以下の点をお伝えください。- いつからその症状が出たか
- どのくらい続いているか
- 何をしているときに症状が一番つらいか
- 持病があるか
- 熱はないか
- そのほか何か気になる症状はあるか
など
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る中外医学社.“慢性疲労・全身倦怠感”.中外医学社.https://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse1989.pdf,(参照 2024-05-17).
- A.
急に疲れが出現した場合や、休養しても疲れが残る場合には一度医療機関を受診しましょう。
解説急に症状が出現した場合、なかなか疲れやすい症状がよくならない場合、急激に症状が悪化している場合は、早めに医療機関の受診をご考慮してください。
また、などの他の症状が出ている場合も、医療機関の受診をご検討ください。
重大な病気が隠れている可能性も否定しきれないので、早めの受診をご検討ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.重症筋無力症(指定難病11).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/120(参照 2024-05-17)
難病情報センター.皮膚筋炎/多発性筋炎(指定難病50).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/4079(参照 2024-05-17)
難病情報センター.悪性関節リウマチ(指定難病46).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/43(参照 2024-05-17)
厚生労働省.“セルフメンタルヘルス”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000881325.pdf,(参照 2024-05-17).
成田 美和子. II.貧血の分類と診断の進め方. 日本内科学会雑誌. 2015, 104, p.1375-1382. - A.
まずは総合内科を受診しましょう。
解説疲れやすさがある場合に受診すべき診療科については、以下の通りです。
まずは総合内科の受診を
疲れやすさがある場合、まずは総合内科を受診の受診をおすすめします。総合内科を受診後、必要に応じて専門科への紹介を受けるのが良いでしょう。
そのほかの診療科の受診がすすめられるケース
1.早急な受診・救急要請がすすめられるケース
以下のような症状があるときは、血液の病気(貧血、白血病など)、心臓の病気(不整脈、心不全など)、肺の病気(肺炎、肺がんなど)の危険な病気の可能性があります。このため、早急な受診・救急要請をおすすめします。
2.内分泌科の受診がすすめられるケース
1で記載したような症状がなくても、次の症状がある場合は甲状腺の病気の可能性もあります。適切に治療をうけることが望ましいので、内分泌科の受診を検討しましょう。
- 目がむくむ
- 眠い
- 寒がりである
- 体重増加
など
3.神経内科の受診がすすめられるケース
次の症状が長引くような場合は、重症筋無力症などの可能性が否定できません。神経内科の受診を検討しましょう。
- 夕方になると疲れがひどくなる
- まぶたが落ちてくる
- 一定の時間同じ動きをすると筋力が落ちる
など
4.総合内科や膠原病科の受診がすすめられるケース
熱が続く場合は、膠原病や慢性疲労性症候群、感染症の可能性は否定しきれません。総合内科や膠原病科への受診を検討しましょう。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.重症筋無力症(指定難病11).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/120(参照 2024-05-17)
The Japan Endocrine Society.橋本病(慢性甲状腺炎)|一般の皆様へ.日本内分泌学会,https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=41(参照 2024-05-17)
日本循環器学会.“急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)”.日本循環器学会.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/06/JCS2017_tsutsui_h.pdf,(参照 2024-05-17).
一般社団法人日本呼吸器学会.Q10 坂道や階段を登る時、息が切れます.一般社団法人日本呼吸器学会,https://www.jrs.or.jp/citizen/faq/q10.html(参照 2024-05-17)
疲れやすさがあるという症状について、医師からのよくある質問
- 体温は37.5℃以上ですか?
- のどの痛みはありますか?
- 鼻水が出ていますか?
- たんが出ていますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 呼吸器内科
- アレルギー科