疲れやすさがある場合、何科を受診したらよいですか?
まずは総合内科を受診しましょう。
疲れやすさがある場合に受診すべき診療科については、以下の通りです。
まずは総合内科の受診を
疲れやすさがある場合、まずは総合内科を受診の受診をおすすめします。総合内科を受診後、必要に応じて専門科への紹介を受けるのが良いでしょう。
そのほかの診療科の受診がすすめられるケース
1.早急な受診・救急要請がすすめられるケース
以下のような症状があるときは、血液の病気(貧血、白血病など)、心臓の病気(不整脈、心不全など)、肺の病気(肺炎、肺がんなど)の危険な病気の可能性があります。このため、早急な受診・救急要請をおすすめします。
2.内分泌科の受診がすすめられるケース
1で記載したような症状がなくても、次の症状がある場合は甲状腺の病気の可能性もあります。適切に治療をうけることが望ましいので、内分泌科の受診を検討しましょう。
- 目がむくむ
- 眠い
- 寒がりである
- 体重増加
など
3.神経内科の受診がすすめられるケース
次の症状が長引くような場合は、重症筋無力症などの可能性が否定できません。神経内科の受診を検討しましょう。
- 夕方になると疲れがひどくなる
- まぶたが落ちてくる
- 一定の時間同じ動きをすると筋力が落ちる
など
4.総合内科や膠原病科の受診がすすめられるケース
熱が続く場合は、膠原病や慢性疲労性症候群、感染症の可能性は否定しきれません。総合内科や膠原病科への受診を検討しましょう。
公開日:
最終更新日:
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
難病情報センター.重症筋無力症(指定難病11).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/120(参照 2024-05-17)
The Japan Endocrine Society.橋本病(慢性甲状腺炎)|一般の皆様へ.日本内分泌学会,https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=41(参照 2024-05-17)
日本循環器学会.“急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)”.日本循環器学会.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/06/JCS2017_tsutsui_h.pdf,(参照 2024-05-17).
一般社団法人日本呼吸器学会.Q10 坂道や階段を登る時、息が切れます.一般社団法人日本呼吸器学会,https://www.jrs.or.jp/citizen/faq/q10.html(参照 2024-05-17)
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